薬剤事故の位置付け

医療事故のなかで、薬剤事故はどのように位置付けられているのでしょうか。

日本と同様に、医療安全が社会的な課題となっているアメリカでは、JCAHOという、医療機関を評価・認定する第三者評価機関が、毎年National Patient Safety Goalsという、全米レベルでの安全目標を定めるようになりました。

2009年のNPSGにも、薬剤事故の防止に関することが数多く挙げられています。

単に目標として示すだけでなく、達成のための遵守事項を細かく定めているところがポイントです。

たとえば、「医療従事者間のコミュニケーションの有効性の向上」という目標には、「口頭指示や電話での指示は必ず書いて読み上げて確認すること」「それぞれの施設のリストに従い、危険な略号は使用しないこと」といった遵守事項を定めています。

また、「薬剤の使用の安全性の向上」という目標には、「採用薬剤の規格を制限する」「聞き間違いやすい薬剤、見間違いやすい薬剤のリストを、毎年1回以上見直し、間違い防止のための方策を検討すること」「すべての薬剤と、薬剤を移し替えた容器には、何が入っているかがわかるようにラベルを貼ること」といった遵守事項を定めています。

アポジョブ

2012年01月24日 |

カテゴリ:薬剤師


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